第二校歌
みんなみの島蓬莱に 武陵桃源睡生の 夢そも幾年つ々き來し 東天今や茜して 新しき日の明けんとす 萬象とみに生氣あり |
赤道圈下の日をあびて 花は眞紅にもえて咲き 葉はの色を織る 若人の血は感激と 意氣のマーチを奏でつつ 人生ここに光輝あり |
高くかゝげし椰子の葉の 聖旆のもとしたひ来て 盟かたむる六百名 雲にそびゆる新高の 山より高き理想追ひ 切磋琢磨の功を積む |
朝にのぞむ七星山 希望の色にはゆるかな タさすらふ淡水畔 思念は水と淸きかな この聖域を道場に 智德みがくや七春秋 |
文化を誇りし西歐に 今や榮華の日は落ちて わが東洋に淸新の 文化のあしたあけんとす そなへ使命は重し孜々として 他日雄飛の準備せん |